近野駅改掲示板

「淡路島農民車考」http://tkn203s.starfree.jp/専用ブログです。

また余計な用事が…!

朝の五時ごろ、中二階にあがって仕事着に着替えていると、隣の部屋(同じ中二階)から「バン!」という変な音がした。隣は物置として使っているので、なにかが倒れてしまったか、と思いながら見てみると、なんと天窓が割れているではないか。

ウチの天窓は同じのが二つあって、一つは私の部屋、もうひとつは物置だ。その物置のが割れている。よく見ると、二重ガラスになった内側だけが割れているのであった。

幸いというか、十センチ以内の破片が数枚落ちただけで、しかもその数枚は網戸(私が手作りでつけた)がすべて受けていて、床には落ちていない。屋根裏のことなので、人がいるような場所ではないが、被害はなにもなかった。

しかし天窓が突然割れるものだろうか。ガラスというのはなかなかに安定した物質だそうで、風化も劣化もしにくいという。放射性物質でもガラスで固めるくらいだ。築二十年以上経過しているとはいえ、どうしたわけだろう。

窓枠にあった会社名を検索してみると、まだちゃんとあるようだ。これではないかという製品を調べてみると、やはり保証期間はとうに過ぎている。やむを得ん、現物だけ買って自分で取り付けてみるか。また余計な仕事をしなければならん。ウチのは手で開くことができる窓で、外側の枠は無事。ガラスの開く窓と1セットで買うと十二万円以上するので、割れガラスの可動窓だけ手に入れられないだろうか、という旨を問い合わせフォームで送ってみる。

すると翌日電話があった。なんと無償で交換してくれるという。そいつは助かった。

考えてみれば、天窓が割れて下に人がいたら大惨事だ。手で開けるウチのタイプはそうでもないが、でかい破片が足にでも刺さったらオオゴトだ。それが何メートルもの天井にあるものだったら……あってはならない事故とはこのことだ。天窓メーカーとしては大問題なのだろう。電話のむこうでも

「うちとしても初めてのケースでして…」

ということだった。他の型では、二重ガラス内のアルゴンガスが抜けてヒビが入った、という事象があったようだが、割れて落下というのはなかったらしい。

なんにせよ、十二万もの出費と労力と時間をかけずに直してもらえるのは本当に助かる。今日はその工事のために、現場の物置を大掃除。一時間もあれば済むと思ったが、なんと半日がかりとなってしまった。おかげで今週も農民車はさわれずだ。

 

鳥山明が急死、という衝撃的なニュースがカーラジオで…。

鴨川つばめを上品かつ洗練させた度肝を抜くセンス。おしゃれでかっこいいメカニック。髪の毛一本まで気を抜かない丁寧さ。

ああ、まだ早すぎる。合掌…。

徒労に賭ける その5を更新。

今朝は寒い予報だったが、風がなく晴れていたのでそうでもなかった。

午前中に三時間ほど農民車に取り組もうと考えていたが、またいろいろと予想外の用事が発生。コンポストをかきませていると、隣で野菜保管庫をあけた嫁が奇声をあげる。キャベツ一個が丸ごと腐っていたのだ。もらいもののキャベツ(うちの保管庫はもらいものでいっぱいだ)なので金の無駄はないが、食材としては無駄だ。でも食べることはできないので、コンポストに入れてシャベルでできるだけ細かくする。保管庫をよく見ると、芽が縦横に出始めたジャガイモ、芽が湾曲しながら伸び放題のタマネギ、芽が出始めたサトイモなどでいっぱいだ。ここまで来る前に食べればいいのだが、嫁は子のことが主眼なので、肉中心の献立しか作らない。私は野菜中心でいいのだが、自分では作らないので文句はいえない。したがって、これらの食べられない食材はやはりコンポストで粉々にしなければならず、これに三十分は時間を取られる。

次に、三月になったので浄化槽の点検だ。これまた問題発生。逆送弁がうまく働かないようで、曝気槽から第一槽に水がいかないのだ。一時間はポンプ方向を逆にしたが、やはり効果なし。県の点検のときに見てもらうか…。

そんなこんなで、農民車には一時間しか向き合えなかった。またウマからおろせない。

つらいぜ。

雨が多い。

せっかくの三連休だというのに、中一日が仕事で両二日は雨だったので、農民車はさわれず仕舞い。

車庫の鳥除けに取り付けていたCDの紐が切れた。ナイロンの撚糸のようだったが、ちょっとの風でくるくる回ってくれてちょうどよかったのだが、摩擦で切れることを想像もしていなかったので、ボンネットにCDが乗っているのを見て驚く。

今度は切れくい材料を選びたいが、針金だとくるくる回ってくれない。自在に回る接手があればいいが、ない。燃えないゴミのゴミ袋を覗いてみると、ピアノ線が何本か入っているので、それを使うことに。ちょうど一端が丸い穴になっているもので、息子が使っていたギターの弦らしい。CD二枚を表同士合わせて両面光るようにして、ピアノ線を穴に通して、自身の穴にも通す。出てきた端を壁面に打った釘にくくる。

くるくる回る、ということにはならないが、90度くらい交互に向きがかわるので、なんとか反射してくれるだろう。これで効果が出てくれればいいが。

ちなみにCDが落ちていた時期は数日だと思うが、ひとつだけ鳥の糞が落ちていた。残っていた三本の横糸は効果がなかったのかな。

徒労に賭ける その4を更新。

嫁の和服用草履が古くなって、鼻緒が痛くて履けない、というので、草履を見に行った。問題の鼻緒は樹脂製。例によって樹脂製のものは古くなると柔軟性がなくなる。おまけに現物は、表面に割れがみられ、もうどうしようもない状態だ。これがまだ柔らかい状態だと、手で無理矢理広げたりしてなんとかなるみたいだが、こう固くなるとどうしようもない。

呉服屋はちょうど本店を新規に移転したとかで、お披露目会のようなことをしていた。ちょうどいいことに、浅草から履物の職人きていて、いまでいう「アウトレット」ものを現品限りで安く売っていて、台は本革で三万円ちょっと、鼻緒は正絹を無料で、その場で仕上げてくれるという。台は塗装時に異物が一つだけ入ってしまい、正規では五万円はするそうだ。まあ靴としてはだいぶ高値だが、見ただけで量産のきかない、職人が何人もの工程でがかかわるのがわかる。鼻緒だって、一日に何本作れるのだろう?あれが何種類も、いまの日本でいったい年に何本売れるのだろうか。

七十くらいの職人は、さすがに無駄のない動きで、十分ほどで鼻緒を取り付けてしまった。二種類のポンチ、目打ち、糸を穴に通すマドラーみたいな道具、ラジオペンチ、金属の当て板、コの字の釘を指す特殊工具、特製のヤットコと金槌を使う。ポンチで台の表面に目検討で穴をあけ、目打ちを底まで通す。鼻緒の内部の綿を先端だけ掻き出して細くしたり、しごいて形をきめる。台の底は革製で、二か所がコの字に切れて蓋となり、目打ちはその穴まで通っている。なかに針金が横に通っていて、鼻緒の芯になる紐を括りつける。余分を切って、あまりを穴に閉まって蓋を締め、コの字の釘を刺し、金槌で留目を打つ。

あとで嫁に聞くと、職人の右の親指は先端部がなかったという。私は作業をずっと見ていたが、まったく気がつかないほど、なんの支障もないようだった。

ああいう人は、営業トークも説得力がある。いい買い物だった、と思っていいだろう。

何回も履かないものだろうけど。

徒労に賭ける その3を更新。

愛知に行ってる次男たれ助がコロナにかかった。

いまどきコロナと言っても特に驚かなくなったが、とうとう家族のなかに感染者が出たか。場所も離れているし、病気が病気だけになにもしてやれないが、母親である嫁は僻地にある彼の学校を恨んだりむこうの病院の少なさをぼやいたりでうるさい。客観的に見て、淡路島のほうがよっぽど僻地だとは思うが、そんなことを意見すると逆上するので、口にはしない。感情的な人に客観的なことを言っても無駄なのだ。

まあたれ助も自分で病院に行ったようだし、なんせもう成人なので、こっちが世話を焼かずともなんとかするだろう。しばらく自宅療養らしいが、もともとインドア派でゲームがあればなんとかなるタイプだ。嫁がこっちから送ってる冷凍食品もあるだろうし。

まあはやく良くなってはほしいものだ。

「復活の日」。

トゥデイAF61のタイヤ交換終了。ハブナットの締め付けはウチの電動インパクトでやったので、今度緩めるときは近所の車屋へエアインパクトを借りに行く恥をかかずに済むはずだ。もっとも、車の車輪を固定するボルトは、走行するうちに自然と締まっていくという噂を聞いたことがある。原付もそうだとすれば、三度恥をかくことになるのだろうか。いまのインパクトが壊れてくれれば、より強力なインパクトを買い替える踏ん切りがつくのだが…。

風邪もほぼ治った。まだ痰と鼻水は若干発生。

台所の蛇口に取り付けてあった食器洗い機用分岐アダプターを取り外し、固定ボルトを短くして再利用する計画が完了。これで水漏れも解消だ、と思っていたら、まだ漏れているではないか。これはもう、より基部からの漏れだろうか?パッキンを二つとカートリッジも取り換えたので五千円以上はかかってるんだが、施工がわるかったのかなあ。

水が出てるときにだけ漏れている気もするし、せめて使ってないときは漏れていないといいんだけど、もうちょっと様子見だ。う~む、残念。