近野駅改掲示板

「淡路島農民車考」http://tkn203s.starfree.jp/専用ブログです。

今年は天中殺なのか?

アクシデントは次々に発生している。

愛車トゥデイAF61の後輪タイヤの空気が抜けはじめた。半年ほど前、パンクして車屋に修理してもらった際、「はいった釘の方向が分からなかったので十分に直せたかわからない。次に空気が抜け始めたらタイヤは交換」と言われていた。それから空気が抜け始めたのは二回目。前回抜けたのはたしか新年になってからだったので、穴は広がっている、というわけだ。ひどく寒暖差があったので、よけいにひどくなったのかもしれない。応急的に空気を入れると、タイヤの横が無数にひび割れている。パンクしたときは完全にタイヤがぺちゃんこになるまで気がつかなかったので、よけいに割れが深くなったか。しょうがないんで、ネットでタイヤを購入。前回は海外社外品だったが、今回はたまたまいいのが安く出ていたのが救い。今日の午前中になんとか新品タイヤと交換したが、後輪を固定する24のナットが硬くて、どうにも緩まない。手持ちのインパクトドライバーでもダメなので、歩いて一分の車屋まで押して、緩めてもらった。代金は不要と言われたけど、とりあえず五百円だけ置いていく。恥ずかしいことにこの交渉、たしか前にも同じことをしてもらった。もっと強力なインパクトを買おうかなあ。十年以上は乗ってる中古トゥデイだが、もう交換したタイヤは七本目だ。原付のタイヤって、こんなに寿命が短いのか?新タイヤの空気は別の場所で入れてもらうので、トゥデイ復活は明日以降。

勝手口にある水道の蛇口から水漏れ。カランを緩めると、カランの根元から漏れてくるので、コマ栓のほうではないようだ。手持ちのジャンク品からパッキンを抜き出し、ボロボロのパッキンと交換。これも寒暖差で寿命がきたか。

台所の混合栓の分岐アダプターを抜いてから組むときに使うナット三本を探しまくったが、見つからず。仕方ないのでアダプター分の長さを切って使うしかないが、前にも言ったように慎重にやらないと、またホームセンターに走る羽目になる。今日は時間がなくて、探すだけで終わり。

社用車のブレーキランプまで切れた。どうなってんだ。

とどめに、近野自身が風邪をひいてしまった。一人で社用車を運転してるとき、眠気覚ましにマジンガーZを熱唱しすぎて喉が痛いのかと思っていたら、風邪のようだ。

いいかげんにしてほしい。ま、トゥデイが使えないので車に乗れてちょうどいいが…。

今度は排水管か!

シングル混合栓のカートリッジ交換はうまくいったように見えたが、水漏れはなお止まらないどころか、ちょっと漏れが増えた気がする。二個1セットのパッキンを一個しか替えなかったのが原因かと思い、もう一個追加で交換したのだが、まだ漏れている。これはおそらく、あれのせいだ。以前に嫁の要望で食洗器を導入したとき、混合栓にアダプターをつけて温水を分岐したことがあって、そのアダプターのパッキンがヘタっているに違いない。ということで、そのパッキンを交換すればいいのだが、その食洗器はもうない。十分に洗うことができず、メンテナンスがかえって手間なので、洗った後の食器を干す棚と化していて、それも埃だらけで汚くなったので、バラバラに分解して電気系統はリサイクル、ステンレス部分は他の用途の資材として保管していた(一部は、現在煙突トップの屋根)。で、アダプターそのものも不要なのだが、取り除くと混合栓が元通りに組めないのだ。どういうことかというと、混合栓の構造は下から基部・アダプター・カートリッジ・ハンドルという具合に積まれていて、カートリッジとアダプターは三本のネジでまとめて基部に固定されている。そこからカートリッジを抜くと、ネジが長すぎて締めきれないのだ。もともとの、カートリッジだけのネジはどっかにあるはずだが、どこにあるか探さないといけない。そういう事情なので、長いアダプター用ネジは、短く切断すれば、アダプターを抜いても使えるはず。しかし、万一短すぎると、カートリッジも組めなくなり、混合栓も使えなくなる。かなり慎重を要する作業なので、少なとも半日は時間がほしい。もともとの短いネジが三本見つかればいいのだが…。

で、その慎重作業はまた後日ということになっているが、そのまえに台所の排水管が詰まってしまった。よくあることなので、詰まりを除くフレキシブルケーブルを排水口に差し込んでグリグリやったが、どういうわけか詰まりがとれない。熱湯を流し込んで脂を溶かそうとしても、うまくない。浄化槽側の点検口を開けてみたが、お湯もなんだか流れてこないうえ、床下のほうから流水音がする。これはつまり、床下の配管が外れて、排水が基礎のなかに駄々洩れているのか?

そうなると、ちょっと私には手に負えなくなる。詰まりは平日に起きたので、帰宅してから夜中に狭い床下に入り込んで排水管を繋ぎ直す作業は、この極寒にやるにはハードすぎる。といって、週末まで詰まらせておくわけにもいかない。しょうがないので、思い切って近所の水道工事業者に電話した。

夜の八時ちかくになったが、業者が来てくれて症状を話すと、どうも床下で配管がどうこういうことでなく、もはや排水管全体が詰まって、途中のトラップに水が溜まる音ではないかという話に。浄化槽側からホースを水を出しつつ突っ込み、台所側からは熱湯をどんどん流す。するとどうだ、内径十センチほどの配管いっぱいに固まった白い油の塊がごっそり出てきたではないか。

おそらく今週の寒さで、油もなかなか溶けてくれなかったのだろう。油はもはやショックアブソーバーのブッシュみたいになっていたので、これが配管全体にこびりついていては、フレキシブルケーブルくらいでは滑るばかりで取り切れなかっただろう。家が建ってから二十数年の垢が溜まりに溜まってここまできたようだ。

当日は、とりあえず流れるようにだけ応急処置して、翌日には高圧洗浄機で小一時間も配管掃除してくれた。どうやらこれで宿便状態のこびりつきはきれいになったようだ。

請求はまたあらためてくるようだ。洗い物を終わった後に、熱湯を多めに流すよう言われたが、今度からは私もケルヒャーで浄化槽側から掃除してみよう。いや、ケルヒャーではそう奥まで届かないので、普通のホースのほうがいいかもしれない。

ちなみに、ケルヒャーも亡父の遺品。いままで使ったことはないが、あれも準備と片付けが面倒そうなんだよなあ。

また用事が増えた。

こんどは台所の蛇口がダメだ。

レバーがぐらぐらで、基部の水漏れがある。

内部のカートリッジと呼ばれる温水冷水分岐部品が経年劣化で要交換らしい。ネットで水漏れ防止パッキンを探し出して当時注文し、配送費を無料にする。

土曜日に着いたので、午後四時ごろから作業開始、レバーを外して内部を見ると、ヘドロが充満している。いったいどこからこのカスの原因が入ったのだ。しかもレバーの内側腐植が外側まで達し、クロムメッキだけの部分もある。カートリッジの分岐関節部分を固定するイモネジの雌穴は、三分の一ほど欠けていて、これ以上使い続けると全体が割れて使用不能になりそうだ。しかしレバーは廃版で代替品もないときた。

カートリッジの分岐関節の基部は樹脂製で、バラバラに分解した状態でヘドロのなかから出てきた。分岐関節は金属で、レバーのほうに突き刺さったまま固着している。こいつを抜き取るのにも難渋し、「クレ556」を吹き付けて抜き取る。内部の樹脂ブッシュは劣化したあげくレバー側に張り付いていて、これもマイナスドライバーとラジオペンチでこそぎ取る。なるべく錆とヘドロを取ったレバー内部はまるで月面のように荒れている。二十四年も内部メンテナンスをしないと、これほどの惨状になってしまうのか。

水漏れ防止パッキンはカートリッジの下部に嵌めるが、なんと同じものが二つ必要なことが判明。注文したのは一つだけだったので、また改めて一つだけ発注しなければならず、結局配送費がかかることに。こんなことに宅配のトラックを動かす非効率、しかもまた水栓をバラして組み直さないといけない。なんたることだ。

こんなことなら、いっそ混合水栓全体の代替品(このレバーは互換性がない)を買えばよかった、と思っているが、いまのレバーがいつまでもってくれるか。一年はもってほしいものだ。

摩耗。

薪ストーブの扉を閉めるための鉄製フックがあるのだが、それがチビて、あと数ミリで先端が折損する危険があることが判明。

日に何十回と開け閉めする扉なので、そのフックが摩耗するのはわかり切っていた。防止には当該箇所に油をさすのが一番なのだが、ウチの薪ストーブはコメリで買った安物(四万弱)なので、密閉性が極端に悪い。つまり、鋳物の精度がゆるゆるで、もともとキッチリ閉まらないのだ。どういうことかというと、思いっきり閉めても、手を離すとちょっと扉が開いてしまう。ときどき、何かの拍子に閉まったままになるのだが、フックに油をさすと必ず開いてしまう。なるべく閉めたいので、フックの摩擦力を高めたい。ということは、油をさしてはいけない。とすると、フックの摩滅が早くなる。

こうなるのはわかっていたのだ。

とにかく、フックをなんとかしなければいけない。フックを取り外し、摩滅部分に溶接で肉盛りをしてヤスリで成型するという手もあるが、また実家まで行って溶接機をセッティングするのが面倒。フックを一から成型するのが手っ取り早いのだ。しかしいずれにせよ、フックを扉から外さなければならないが、なぜか回転軸が外れなくなっていて、というかどうやって組み付けているのかがわからない。ドライバーの溝がなくて、軸穴に埋まっている状態なので、スタッドボルトがエンジンヘッド部に嵌ったまま根元で折れた、という状態。これをなんとかするには、同径ドリルをねじ込んで軸だけを破壊してしまわないといけない。これがまた難しそうだ。

フックはただの五ミリ鉄板でできそうなので、まあなんとかなる。しかし手間だ。

だがいつかは、近々にどうにかしなければ。

まったく用事が増える。

「徒労に賭ける」2024年 その1 を更新。

正月休みで帰省していた長男を、下宿に送った帰りしなに、久しぶりに農民車を撮影できた。地球温暖化防止のため(もう遅いかもしれないが)、なるべく車は使いたくない。本当なら息子も高速バスで帰ればいいのだが、そういうことを言うと嫁の期限が悪くなるので言わない。で、めっきり撮影ドライブも減っていたのだが、私一人で送ったので帰りも一人だ。滅多にない機会だったわけだ。

しかしトラブルは突然にやってくる。完全機械式の愛機OM-1の露出を調節し、フィルムを巻き上げていざシャッターボタンを押すと、なんとファインダーの中が真っ暗なまま。ミラーが上がったまま動いていないのだ。ということは、シャッター幕も開放状態か?これではブレブレどころか意味不明の写真しか写っていないはず。シャッターボタンも動かないので、仕方なくもう一度フィルム巻き上げレバーをひねると、それだけでシャッターが閉じてミラーも降り、ファインダーが見えるように。しかしそこからシャッターボタンは押せないのだ。

これはつまり、長期間シャッター操作をしていないので、部品同士の油が粘っているのだろう。何回か空シャッターを押し続ければ、うまく動くようになるかもしれない。しかしいまはまだフィルムが入っていて、なにかを写さなければならない。しかし写せば確実にブレる。せめて三脚があればいいが、むろんそんな用意もない。

だが仕方がない。無駄を承知で36枚撮りの残り十枚ほどをムリクリ撮影し、フィルムを抜いて空シャッターを十回ほど押すと、なめらかに動くようになった。念のため、すべての速度で空シャッターを試したが、すべて正常に戻ってくれた。

OM-1は、もう五十年くらい前のカメラだ。おまけに私のは中古品。これからは、なるべく撮るようにしないといけないなあ。

fwm4×2の№7を更新。

「秋までにレストア中の農民車をウマからおろす」という一大目標を、とうとう実現できないまま年が暮れようとしている。ああ、不甲斐ない。あと一息だったんだが、ブレーキシリンダーの調整ネジが動かないまま暇がなくて手を出せない状況。なんとか水道用プライヤーをうまく使って緩められたらいいんだが…。

ともかく、皆様よいお年を。正月休みの間に少しは進展できることを初詣に祈りますか。