三連休で千葉・東京にいってきた。
土日はいいとして、平日の金曜日に休みをもらうのは、慶弔以外では初めてのような気がする。三十年も勤めてるんだから、まあいいだろう。末の三男が千葉の学校で、その学園祭があるというので、嫁と二人で徳島から羽田まで飛行機。ついでに、適当に東京見物だ。東京駅と皇居、浅草が嫁の希望。桜田門の石垣が見事だが、とにかく広くてどこからどう回ったらいいのかわからず、出入り口もいっぱいあって無駄に時間を食う。
やはり下調べが大事だ。
病身の義父が、かねてから参りたがっていた靖国神社に代参しようということを理由にして遊就館に一人千円払って見学。私の隠れた主目的はここの展示物、とくに零戦五二型。入ってすぐにあるが、なんせまったく関心のない嫁が同行しているので、くわしく見ることができないのが無念。零戦だけで丸一日は過ごせるんだがなあ。
零戦はきれいに塗装がされているが、「フムナ」の文字がカッティングシートで、しかも接着が弱くて浮いてて興ざめ。まあ今時、筆で書いてる看板職人もいないかもしれないけど、実際の基地でもそううまい書き手はいなかったはず。施設の性格上、とにかくキレイにカッコよくしなければいけないんだろうけど、あの感じじゃあ日の丸もカッティングシートかもしれない。他の兵器展示物も分厚い塗装でリアリティはないが、その大きさだけは実感できる。九七式中戦車があったのは予想外だったけど、台に乗ってるからか、これは思ったより大きかった。その塗装は転輪のゴムまでかまわずゴテゴテに塗られている。15糎榴弾砲は、塗りすぎて塗装が割れてしまっている。やけに白っぽかったが、日本軍のカーキ色はあれで合ってるのか。九二式重機と25ミリ機銃は相当でかかったが、両方とも真っ黒に塗装。回天は破壊された状況だけど、やはり真っ黒。ああいうのはサビサビの状態のまま防錆処理できないのだろうか。桜花は宙吊り展示。たしか昔は屋外展示だったはずだけど、これもキレイに修復されているが、どう見ても気違いじみた小型ロケット爆弾は恐ろしい。たしか一発も敵艦には当たらなかったはずだが、そういうことは説明されているんだろうか。子供の時分にたしか日テレの特別番組で造られた彗星は三機分の残骸を合体して足りない部分を作ったので、本物の零戦よりはやはり雑。リベット留めの外板も端っこが浮いてたりするが、これをテレビ番組の予算で造るところに時代を感じる。主脚の間にピアノ線を張って動かすと、だんだん引っ張られて左右のタイヤの向きが合ってないことがわかる、なんていうエピソードを思い出す。
戦前の軍を批判するところは皆無で、それを勘案しつつどれもこれもじっくり見たいところだけど、嫁がいるので半時間ほどしかいられない。まあ仕方がない。
浅草は八割以上が外国人だけど、すごくにぎやかで活気に満ちている。これでいいのだ。
今日は休みで、うっとおしくなっていた植木を朝七時から剪定。夥しい量の葉っぱ付き枝ができて、なんとか三時くらいまでには片付けたい。