近野駅改掲示板

「淡路島農民車考」http://tkn203s.starfree.jp/専用ブログです。

さて、午後二時までの仕事も終わったので、

帰宅して昨日の農民車塗装の続きでもやるか、と思っていたら、いい音をさせた単車が家の前にきた。

ひさしぶりに、友達がわざわざ家に立ち寄ってくれたのだ。

私の家に来てくれる友達はまれだ。小一時間、立ち話したので、塗装はまた今度。

まあこういう予定外はなかなかいいものだ。

 

二台ある自家用車のうち一台は、家と一体になった車庫に置いてある。そこは扉も窓ガラスもないので、鳥や虫が入り放題だ。鳥が来るのはいいが、車に糞を落とすので、CDを吊るしたりして遠慮してもらっている。

しかし、虫は来る。昨日はコガタスズメバチが一匹、遊弋しているのでもしや、と思って中二階にある物置を見ると、物陰に小さなボールくらいの黄土色の塊を発見。

間違いなくスズメバチの巣が作られつつあるのだ。

こいつはいけないと、そのスズメバチが巣の材料を取りに去った隙を狙って、梯子を中二階まで立てて、巣を撤去したが、なんと作りかけのが三つもあった。手で掴んで取り除いたのだが、そのうちの一つには、まだ一匹、スズメバチが入っていて、かなり危なかった。しかし、スズメバチは巣に団体でいると攻撃的になるが、まだ巣のない単独だとそうでもないようだ。こっちも驚いたが、むこうも驚いたようで、一散に飛び去って行った。

そういえば、先週は同じ場所にとまっていたコガタスズメバチの背中を竹でつついて、脅かしたことがあったが、その時も攻撃はされなかった。スズメバチは畑の青虫を食べてくれる益虫でもあるが、家に巣を作られるのは剣呑だ。

巣をなかば隠していたガラクタをどけて見通しを良くし、独居老人の親戚がいた空き家から貰ってきたキンチョールを巣のあったところに吹き付けておいたので、もうこないだろう。

取り除いた巣は、重さがないかと思うくらい軽かった。気の毒だが、別の場所でまた作ってほしいものだ。

 

「同志少女よ、敵を撃て」をやっと図書館で借りられた。

夜、寝る前に読むと、面白すぎてなかなか寝られない。朝三時起きの仕事があったの日に、十二時過ぎまで読んでしまった。すべてのエピソードが特異で、ひとつ済んでもまたすぐ読みたくなるし、そのひとつひとつが長いのだ。といって、テンポは速い。おそらく、全体が長すぎるので盛り込みたい描写をかなり削っているのだろう。そこも昔の戦争モノのようにくどくなくて、軽快で読みやすい、珍しい戦記物だ。

しかし戦争するだけのエネルギーを二酸化炭素削減に向ければ、世界もどうにかなるんじゃないかなあ。