暑い。
いま夕方の六時前だが、ここ中二階の温度は三十四度。
一階は二十七度くらいだからまだ涼しい家だ。しかし中二階には長居できない。はやく打ち終えて下に行かなければ。
今週は農民車に手を付けられなかった。一週間前にエアコンが来たので、その室外機カバーを造っていたのだ。前に別の室外機にもカバーを造ったので、要領はわかっている。しかしなんせこの暑さなので、戸外の作業は休み休みやらなければならない。そんな苦労をして造らなければならないものか、というと、これは私のこだわりだ。エアコンも好きではないが、室外機はもっと嫌いだ。あのデザインはなんとかならないのだろうか。どういう理由で腹が立つのかよくわからないが、一つの家に三個も四個もついているのを見ると、ほんとにげんなりする。丸い空気口を四角くすればもうちょっとスッキリするんじゃないかと思うんだが。効率が悪くなるのかなあ。
在庫の角材や竹を使って、タダで室外機カバーは完成。塗装は、例の残ってたアイボリーで。
イタチが今日も庭を走った。
今回は、朝飯のとき、道路側から家の裏に向かっていった。ほんとに「獣道」になってるな。
その家の裏で、カブトムシのメスがひっくり返って死んでいた。
なんでまたこんなところで、と拾おうとしたらまだ動く。しかしなぜか位置が動かない。よく見るとそれは雌ではなく雄で、踏板になってる鉄板と鉄板の隙間にツノが挟まって、取れなくなったらしい。
なんてどんくさいカブトムシだ。昆虫王者の名が泣くぞ。
鉄板をちょっとずらして、王者救出。ほんとに九死に一生を得た様子だった。
やれやれ。