近野駅改掲示板

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雨が降った。

例の竹製雨樋だが、どうも継ぎ目からの漏れがある。屋根の端から1.5メートルほどが折れたので、そこから先を竹の半割でこしらえて、残ったプラスチック製の既製品雨樋にのせてある状態だが、そのプラスチックと竹の継ぎ目からしずくが垂れているのだ。

雨で雨樋の上…というか中というか、水の通り具合が目視できないのでよくわからないが、水が縦樋に流れ落ちるよりも横樋に残るほうが多いから、継ぎ目から漏ると思われる。雨樋全体の傾斜を強くすればいいが、これ以上角度をつけると、端っこで横樋が瓦に接触してしまう。縦樋の位置を下げる、という手もあるが、雨で濡れながら脚立を立てるのも面倒なので、また今度にする。

しかし、どっちにしろ雨量が多くなれば、横樋に残る水はあふれ、継ぎ目から漏れるだろう。プラスチック樋の端にちょっとした堰を作るのもいいかもしれない。たしか亡父の遺品にコーキングがあったはず。あれを使おう。

家庭菜園を浅耕栽培にしてみようともくろんでいる。「浅耕」というのは、不耕起の手前、耕す深さを五センチ以下くらいに抑えるやり方だ。雑草を緑肥とし、その根を残して土壌菌とミミズに団粒を作らせる。それで水分保持と水はけのバランスを取り、栽培植物の健全な育成をはかるというものだ。肥料はその上から撒くだけ、耕運機で深く鋤きこむことがないので燃費と時間が節約できる。作物の味はよくなり、農薬の量も減るが、収量が安定しないという欠点がある。しかしまあ、家庭菜園にはいい条件だろう。

先週は適当に雑草を刈り込み、そのままほったらかしにしておいた。今日は雨のなか、昨年の秋に道端で拾った藁の塊(ドラム缶の半分くらいの大きさ)をほぐしてマルチにする。これが腐ってなくなるころ、ミニトマトとキュウリを定植する予定。すでにイチゴも育っているので、こちらはその間に藁を置く。肥しはまた今度だ。