こちらではあまり被害も出なかったようだ。しかしおとといは線状降水帯が淡路島にもかかったらしく、停電などもあったところが出たらしいが、ウチがある地区は無事。しかしもっと限定してこの家はまた雨漏りが発生。ちょうどその線状降水帯がかかった夜十時ごろ、私の部屋の床が濡れているのに気づく。上は中二階で、その床の端っこの真上あたりの屋根裏から水が垂れて、ちょうどそこからぶら下がっている蛍光灯から雫が落ちている。なんとかギリギリでベッドに落ちてなくてよかった。前に雨風がひどいときに漏ったのはいつだっただろうか。そのときは、屋根の棟瓦と平瓦の隙間が怪しいとみて、防水コンクリートで補修してみたが、今回もやはりそのあたりから水が入っているらしい。家の中に雫が落ちる位置は少々上にあがっているが、同じ垂木からのものなので、補修したところは関係なかったか、もっと他にも水の入るところがあるのか。
いずれにしても、雨漏りは降水量のものすごい時だけのようだ。線状降水帯がなくなると、雨が降っても雨漏りは止んだ。
平瓦と棟瓦の隙間ではないとすると、いったいどこだろうと考えていて、ふと思いついた。棟瓦の一番上にかぶせている丸瓦があるのだが、それが風で飛ばないように、内部から丸瓦の頂点に穴を開けて針金を出し、出た針金を丸めて固定してある。その穴から水が入っているのではないか。
そういう工法はどの家でもやっているので、普通は激しい雨でも漏れはしない。ウチでも、他の位置では漏れていないので、なぜ同じ位置で漏れるのかというと、ちょうどそこには太陽熱温水器の排水ホースが固定してあるのだ。つまり、温水を家の蛇口まで導くホースを固定するのに、丸瓦を固定する針金を利用しているのだ。
冬になるとホース内部の水が氷ったりして温水が使えなくなったりするので、私が断熱材を巻き付けたりするので、ずいぶん針金をいじくったことがある。そのせいで丸瓦の穴が広がったか、あるいはホースにかかった雨水が針金を伝って穴に入るのかもしれない。少々の雨なら雨漏りになるほどでもないというわけだ。
それが正解なら、その針金の穴を塞げばいいが、さてホースの針金をそこから外していいだろうか。ホースは、温水器本体を固定する針金(屋根にかぶさるようにステンレス線をかけ、軒の端っこで固定してある)にも留めてあるので、まあ大丈夫だろうけど…。
台風のおかげで三日も連続して休みになった。明日、屋根にあがってみよう。