今回の作業は半時間ほどしかかからなかったが、なんせほかに用事が立て込んでいた。
嫁の車のヘッドライト磨きと、煙突撤去と、散髪。
なかでもヘッドライトは、一時間以内に終わる予定だったのに、三時間以上もかかってしまった。これはおそらくだが、前に磨いたときは嫁が自分でやったのだが、磨きが荒いうえに最後のコーティング剤がこびりついていたので、それの擦り傷とコーティング剤除去がかなり困難だったでせいではないか。コーティングなどなければもっと簡単だったはずだ。
水研ぎペーパーは、手持ちの1200→1500→2000→粒状クレンザー→ピカールと進めていって、最後のピカールでほぼ鏡面となったので、もうコーティングはいらないんじゃないかと思ったが、もう嫁がアマゾンで買ってしまっていたので、仕方なく塗った。
するとどうだ、もはや新品以上の透明度!
「こいつは驚きだ!」
さすがに売るだけのことはある、値打ちもんだ。塗ってよかった。
しかしだ、要するにプラスチックのレンズ表面の劣化した部分を研磨していくわけだから、水研ぎして出る白い汁は「マイクロプラスチック」なわけで、できるだけ合併浄化槽へ流しはしたが、浄化槽で漉しとれる大きさでもないだろう。こういう作業ででるプラスチックはいっぱいあるはずで、レンズが昔のようにガラスだったらこんなことにはならいだろうと思うと、この作業の達成感も複雑だ。
レンズはガラスに戻さないと。